なぜWeWorkが選ばれる?活用事例と入居者のインタビューを紹介!
東京・神奈川に32拠点、仙台に1拠点、大阪・神戸に4拠点、福岡に2拠点を展開するWeWork(ウィーワーク)。世界120都市828拠点のネットワークをもつシェアオフィス・コワーキングスペースです。
1名用の小型のプライベートオフィスから数百名規模の大型区画まで、国内に展開するあらゆるシェアオフィスで最も豊かなバリエーションを誇る施設が特長です。内装やサービスにもこだわっており、広大なラウンジや無料で使えるパントリーやドリンクサーバーも有名です。
一方で、一般の賃貸事務所物件に比べて、賃料が割高なのでは?と思われる方も少なくありません。今回は、実際にWeWorkを利用する企業へのインタビューを交えながら、WeWork(ウィーワーク)を選ぶリアルな理由に迫ります。
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オープンワーク株式会社はなぜ、割高でもWeWorkを選んだか
転職・就職のための情報プラットフォームを運営するオープンワーク株式会社(OpenWork)は、2019年12月からサテライトオフィスとして WeWork渋谷スクランブルスクエアの利用を開始。渋谷の賃貸ビルにある本社とWeWork の2拠点で活動していましたが、2020年10月には本社をWeWorkに移し、1拠点に集約しました。
同社で経理・総務・法務・労務・人事などの管理部門全体を指揮する広瀬悠太郎氏に、WeWorkのメリットを伺います。
オープンワーク株式会社の課題
1 | 事業拡大・人員増に伴い、100名規模が1フロアで仕事をできる新拠点を探していたが、創業から拠点としてきた渋谷駅近郊にこだわりがあり、条件に合う物件が見つからずにいた。 |
2 | 緊急事態宣言などにより、ほとんどの社員がフルリモート勤務に移行。オフィスとして確保すべき席数が減った。 |
3 | 賃貸オフィスだった旧本社では、コロナ禍によるリモートワーク推進で管理部門が本社を留守にする機会が増え、特に総務業務に課題が生じた。 |
オープンワーク株式会社がWeWorkを選んだ理由
1 | 席数以上のセキュリティーカードが発行可能であるため、本社を約50人程度の個室に縮小しながら、全従業員に当たる約90人分のセキュリティーカードを配布することができた。 |
2 | 従業員がアプリで空席を確認し、好きなときに出社し働けるオフィスが実現した。 |
3 | WeWorkのスタッフが掃除・郵便物の受け取り・冷蔵庫などを管理してくれるため、総務を含めた管理部門の自由な働き方が実現できる。 |
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オープンワーク株式会社の管理部担当が語るWeWork(ウィーワーク)の魅力
サテライトオフィスだったWeWorkに、本社移転を決断
2019年12月からしばらくは、賃貸オフィスにエンジニアなどがいるプロダクト部門を置き、渋谷スクランブルスクエアには管理部門・営業部門・CS部門を置いていました。しかしそんな体制で動き始めて間もなく、日本がコロナ禍に見舞われました。リモートワーク主体となり、出社は必要最低限の機会と人員のみに。「どちらかを解約するべきでは」という決断に迫られ、結果的にフレキシブルなオフィス運用ができる WeWork に集約し、賃貸オフィスの解約を決断しました。
賃貸オフィスを解約し、WeWorkに集約した理由
2019年12月からの数カ月の使用で、 WeWorkの利便性を実感できていたことが大きかったですね。何といっても「場所の制約がない便利な働き方」の実現でした。賃貸オフィスは会議室の数に限りがあったので 1on1面談の場所を押さえるのも一苦労でしたが、 WeWorkではカジュアルな会議なら共用エリアで十分に行えますし、必要に応じて大小さまざまな会議スペースを使うこともできます。それにオフィス自体がとてもオシャレで、採用活動時には印象面で有利に働きました。実際に、とある志望者は「こんな素敵な場所にオフィスがあるんですね!」と驚いていました。
コロナ禍で実感したWeWork(ウィーワーク)の魅力
現在は、従業員のほとんどがリモートで働いているため、ハイブリッドワークに適した専用アクセスというプランを選択しました。このプランは席数以上の人数で個室を利用できるため、個室の席数は全従業員の50%で契約し、セキュリティーカードは全従業員に配布しました。各自が自社の個室だけでなく、共用エリアや在宅を取り入れて、「好きな時に好きな場所で」仕事ができるという選択肢を持てること。このように外部環境に応じた働き方の変化に柔軟に対応できることが、管理部門として感じる WeWorkの価値です。
本社をWeWorkにして助かったこと
WeWorkはスタッフの方がオフィスを管理するため、私たち管理部門が出社しなくてもオフィスが最適な状態に保たれます。清掃、郵便物の受取、冷蔵庫内のドリンクの補充など、数え上げればキリがないほど発生していた細かな総務的な業務のほとんどを任せることができ、その分だけ総務業務を省力化できています。多くの総務業務を WeWorkのスタッフの方々にアウトソーシングしている感覚です。 正直なところ賃貸オフィスと WeWorkの利用料を単純に坪単価のみで比較すると、 WeWorkの方が若干割高です。しかし、上記で挙げたような管理部門のさまざまなコストをカットできており、コスト効率が良いと感じています。
WeWorkのブランド力を採用活動にいかしたrinnna株式会社
2020年6月17日、元女子高生AI「りんな」を含むチャットボットAI事業をMicrosoftから引き継ぎ、設立されたのがrinna株式会社です。2年足らずの間で事業を急拡大させ、社員も約15人から約100人に増加。rinnaの最高執行責任者のMomo Klyen(クライアン モモ)氏、人事部長のAlex Lagata(ラガタ アレックス)氏に、入居の経緯や効果ついて伺いました。
rinna株式会社の課題
1 | 2020年6月にMicrosoftから独立。新しいスタートを切る中、Microsoftの看板がなくなっても優秀な人材を確保できるか不安があった。 |
2 | 一般賃貸物件への入居は、敷金や礼金さらには家具・オフィス機器・インターネットなどのファシリティー費用が過大となり、予算に合わなかった。 |
rinna株式会社が感じたWeWorkの効果
1 | 「WeWork渋谷スクランブルスクエアで働ける」ということが、入社の志望度に好影響を与えている。 |
2 | 家具・オフィス機器・インターネットなどのファシリティーが、最初からそろっており、イニシャルコストを抑制できる。敷金や礼金に該当するものも別のオフィスを賃貸するより少なかった。入居後の拡張もフレキシブルに実現可能で、「スタートアップの成長を後押しするオフィス」と感じた。 |
最高執行責任者と人事部長が語るWeWork(ウィーワーク)の魅力
コスト面におけるWeWorkの優位
一般的なオフィスビルや他のシェアオフィスなども当たってみましたが、入居にかかる費用を見積もってみると、どこも敷金や礼金、家具などの整備などにかかるイニシャルコストが高くなってしまいました。一方 WeWorkは、まず敷金や礼金がかかりませんし、家具やオフィス機器、インターネットが最初から整備されています。その上、来客の受付や郵便物の受け取り、ドリンクサーバなどが用意されるなど、さまざまなサービスを WeWorkが行ってくれるため、移転に伴う初期の作業の省力化はもとより、日常の業務においても会社設立時に必要な作業や、スタートアップにとって競争力の源泉になる本業に注力することができました。
WeWorkが人材採用にもたらすメリット
残念ながら、rinnaという会社自体は世の中にまだ知られていないこともあり、社員(志望者)が家族に当社の話をしても、反応は限定的です。しかし、渋谷スクランブルスクエアにオフィスを構えていることが分かると、家族の反応はがらっと変わったと聞いています。家族から良い反応が得られることは、入社の志望度に好影響を与えます。 そのように、ブランド力を創業当時から持てたことは非常にありがたいと感じています。
社員の声で、WeWorkのブランド力を実感
現在広報マネージャーを務めてもらっている女性社員は、2022年1月に入社しました。2021年11月くらいからフルリモートで面接をし、会社に初めて来たのは採用が決まってからのことでした。彼女は長く自社ビルを持つ会社で働いてきたこともあり、面接中は当社がシェアオフィスにあることに不安を感じていたようです。しかし、「WeWorkに一度行ったら、そのような不安はなくなった」と聞いています。今では、友人などに自慢したくなるくらい気に入ってくれているそうです。
別のある新卒の内定者も、当社への内定をとても喜んでくれました。当社はもともと自由な社風で、会社に事前申請することなく、誰でもオフィスに呼んでいいということにしていますが、その内定者はある日、お母さんを連れてきました。突然の面会に驚きましたが、後でお母さんの反応を聞いてみると、「立派な会社に入ったね」と喜んでくれたそうです。私も人事部長として、心から安心しました。
数値にも表れるWeWorkの満足度
2021年6月に約50人だった規模が、同年12月には約80人へと拡大しましたが、その半年間でオフィス環境満足度は「6.9から8.7(10段階評価)」に上がりました。東京のメンバーの満足度が特に高いので、今後は生活圏の関係から本社に出社できない社員の満足度も向上させるため、他の都市の WeWorkの活用も検討していこうと思っています。
社員の多くがこのオフィスを気に入ってくれています。単純なことですが、とても重要なことです。会社で働くのも家で働くのも自由、他の WeWork 拠点をサテライトオフィスのように使うのも自由。当社カルチャーは「Equality(対等)・Diversity(多様)・Trust(信頼)」ですが、 WeWorkには、そのすべてが詰まっていると思います。
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クックパッドがWeWorkに本社を置いた理由
「毎日の料理を楽しみにする」をミッションとするクックパッド株式会社は、1998年3月から料理レシピの投稿・検索サービス「クックパッド」を運営。2021年5月に東京・恵比寿から横浜に本社を移転し、WeWorkオーシャンゲートみなとみらいで事業を展開しています。本社移転について、執行役CTO兼人事本部長の成田 一生氏に伺いました。
クックパッド株式会社の課題
1 | 旧オフィスの一部設備が老朽化。従業員数も増加し、新たなオフィスを模索。 |
2 | コロナ禍でフルリモートにシフトしたものの、業務内容やチームによっては”集まれる場所”が必要であると感じ、本社を再び機能させたかった。 |
クックパッド株式会社がWeWorkを選んだ理由
1 | 長期間の契約に縛られるオフィス所有ではなく、柔軟性に富んだ利用が可能。入居後のカスタマイズや拡張も容易であるため、スピード感のある経営陣の意思決定に合うと感じた。 |
2 | 多様な出社スタイルに適した環境を用意できる。眺望や内装の雰囲気の良さから、従業員が「集まりたくなる」オフィスとして機能。 |
クックパッド株式会社が選んだWeWork(ウィーワーク)オーシャンゲートみなとみらいはこちらから
クックパッド株式会社の執行役CTO兼人事本部長が語るWeWorkの魅力
本社にはできない、と思っていたWeWork
個人的に WeWorkにはコワーキングスペースの印象があったので、数百名規模の企業が本社として利用できるとは思っていませんでした。でも見学してみると、実際には多くの企業が本社利用で入居されていて、弊社も本社として利用するイメージが湧いてきました。ここなら、オフィスへ来ることに対して前向きになれる環境だと感じました。
今回、海を眺望できるフロアに移転したのですが、開放感があって単純に気持ちが良いと感じました。コロナ禍でずっとリモートワークが続き、従業員によっては気持ちが塞がってしまったり、モチベーションの維持が難しかったりするという声が聞こえてきていました。居心地や環境が良いWeWorkは、気持ちやモードの切り替えが容易にできる場所だと思いました。
リモートワークのもたらす悪影響
コロナ禍以降、当社はフルリモートに切り替えました。そこで浮き彫りになったのは、リアルな出社の頻度を増やす必要性でした。機能開発など、リモートで対応できる部分もありますが、クックパッドやクックパッドマートのプロダクト開発、サービス開発にはどうしても「エモーショナル」な部分を大切にする必要があり、リアルな接触や雑談がもたらすファクターが欠かせないことを改めて発見しました。
リモートだと、特に我々のような経営陣やマネージャーがボトルネックになりがちです。メンバーが、私たちにちょっとした相談を持ちかけるにも、いちいち時間を押さえなければなりません。リアルならば、ちょっと声をかければ済む話です。怖いのは、時間を確保してもらうのがだんだんとおっくうになって、上司に相談を持ちかけにくくなり、サービス開発自体にも影響が及ぶことです。
リモートワークの実施で変化したオフィスの在り方
まずは、全員分の固定席を用意する必要はない、と思いました。接触や雑談が必要なチームは毎日でも来てほしいけれど、例えばコーポレート部門はペーパーレスで機能できる仕組みを整えていたので、在宅でも対応できます。もちろんコロナ感染に不安を抱えていたり、重症化リスクが高かったりする従業員には、リモートワークを継続できるようにしています。
これまでのオフィス移転といえば、まさしく「不動産を借りる」ことでした。なかなか重たい経営判断であり、意思決定であったはずです。WeWorkなら、物理的に持つアセットが減らせることに加え、必要に応じて柔軟に形を変えながら使っていけます。不動産を借りるというよりも、クラウドサービスを使っている印象に近いです。
WeWorkに本社移転を決めた理由
1位は「意思決定に対応できる柔軟さ」。持つもの・変えにくいものが増えるほど経営は硬直化します。変化の大きい時代ですので、その点は非常に大きな要素でした。
2位は「景色がいいこと」。冗談のように聞こえるかもしれませんが、実はとても大きなポイントだと考えています。“来る理由”があるからこそ、人は集まります。対向島型の従来のオフィスビルでものづくりをするのと、こうした環境でものづくりをするのとでは出てくる成果も変わってきます。その条件を満たす場所が、これまでなかなか見つかりませんでした。
3位はやはり「立地」です。これまでオフィスがあった恵比寿は、交通の便こそ優れていましたが、「毎日の料理を楽しみにする」というミッション実現のための「“つくり手”を増やす」というチャレンジにおいては、必ずしも適した環境ではありませんでした。多様な食文化が根付き、“つくり手”にも馴染みのある横浜は、周辺の好環境を含め、本社メンバーの創造意欲をかき立てる環境だと感じています。
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